冷蔵庫を気持ちよく使うためには、
極力、ため込まず、特に野菜類は新しいものを入れる前にあるものを使い切るようにしています。
そうすることで、買い物に行く日の朝には字のごとく、野菜室の「底が見える」(笑)。
今朝も、底が見える というか、底しかみえない?というがらんどう状態。
底も側面もササっと拭いて、すっきり。
新しいお野菜にとってもうれしい環境作り。
ちょっとした事だけど、大事にしています。
さて。 今朝はもうちょっと状況はひどく(?)、ハムもベーコンもみりん干しも納豆もないですヨ~ っという状態。
しかし、卵と牛乳があればこっちのもの。
みんな喜ぶホットケーキで朝ごはんです。
こんな理由により、月2回くらいはホットケーキを作るのですが、いつも相当な目分量。
おおむね美味しくできるから、
まぁ、ご愛嬌もありよね~っとO型的な調理になっています。
そうすると、今日のホットケーキ、なんだかへしゃげてるわねぇ(粉不足) とか
今日はずいぶんムッチリしているなぁ(撹拌不足 or 粉多すぎ) とか
いろいろ微妙な時もでてくるのですが。
しかし。本日は。。。。
パンパカパ~ン(BGMが昭和だわぁ)
先に食べ始めた柚「今日のホットケーキ、フッワフワだけどモッチリだよ~っ!」 。
夫「ほんとだっ」
と、いつになくテンションの高い感想。
へ? 今日はどうやって作ったっけ?
夫や柚とずっと話をしながら作ったのでいつになく覚えていないのだけれど
確かに、ここ1,2年の中ではベストな仕上がり。
きっとしっかり撹拌され、その泡を維持するのにピッタリの量の粉が入り、
適度に混ぜられ、最適な量の牛乳が入り、上手に焼かれた。。。。 のだろう。
どんなに気泡がきれいにたっても、粉がうまくはいっていないと
フライパンからおろしたとたんに、シュンってしちゃうもんね。
あぁ、これが毎回できればいいのにね~っ。
なぜか、ホットケーキは計量し始めるとうまくいかないのです。不思議~(って、教室を開いている私が言っていいのか??)
でも、最近つくづく思います。
料理って、その日の気分で作るのが一番美味しい。
やっぱりその日の食べたい味や濃さにしっくりくるからなんだろうな~っ。
とはいえ、もちろん、教室でのレシピには計量された分量を表示します(当り前?)
ただ、私が目指してほしいのは、
そこから”今日の気分”に合わせたお料理が作れるようになること。
そこには、味の記憶 と 微調整の感覚 が必要。
それを知るために必要なのは、やっぱり数をこなすこと。
そして、なんといっても味見!
レッスンでも、味見をしてもらうよう、声かけをし、
塩が入っていくにつれてどう味が変わるのか。
時間がたつとどうなるのかをお伝えしています。
教室だから、味見ばっかりするのはって思わず、
グイグイ攻めてきてくださいね。
そして、お家では味見をお忘れなく。
「味見てないからわからないけど~」っとゲストに出すのは、謙遜なのだろうけど、やっぱり違う!と言いたい私。
味はみようよ! つまみ食いしちゃおうよっ!
そのうえで、しまった!濃かったかっと気がついたときには、
「ごめんね。味がちょっと濃くなってしまったの」と言って出せばいいんじゃないかなって思います。
もしくは「美味しいのか自信ないんだけど」って言っちゃっていいんです。
心をこめて作ってくれてるんだなってきっと伝わると思います。
そしてきっと楽しい食卓になると思います。
そしたら、また作ろう! と思えるので、数をこなし、気が付いたら味の感覚が身についてくるのです。
少しずつ、少しずつ。
これからもたくさんの楽しい食卓がうまれますように
あれ? 何の話だっけ???
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